和室から洋室への変更
戸建やマンションの和室を洋室に変更する工事を行っています。こちらが、変更項目の一覧です。その他のご要望がございましたらお申し付けください。
- 畳や床の間 ⇒ フローリング(もしくはフロアタイル等)(高さ調整工事が必要)
- 障子と木枠 ⇒ 洋風の木枠+カーテンレール設置(シングル・ダブル選択可)
- 和風の押入 ⇒ クローゼット(内部に壁紙と天井クロスを貼り床は補強してCF等を張ります)
- 和風の建具 ⇒ 洋風の建具 (例:襖 ⇒ 扉)(例:和風の襖紙 ⇒ 洋風の襖紙)
- 和風の壁紙 ⇒ 洋風の壁紙(下地調整は不要な場合が多い)
- 和風の壁材 ⇒ 洋風の壁紙(下地調整が必要な場合が多い)
- 和風の天井 ⇒ 洋風の天井(天井クロス)(下地調整が必要な場合が多い)
この変更項目のうち優先順位の高いものと低いものを選び分けて、ご予算の中で一番、ご満足のいく変更工事をご相談の上で決定していきます。
横浜市は三ッ池公園の近くにある戸建の和室を洋室に変更する工事(事例)
今回は、2部屋分の和室を洋室に変更する工事を行いました。
4LDKのお家の3つが和室の戸建てでしたが一番作りの良い和室を1つ残してこの2部屋を洋室へとリフォーム。
@畳を木材フローリングに(高さ調整工事含む)、A和風の窓枠周辺を洋風の木枠にしダブルのカーテンレールを設置、B押し入れをクローゼットに、C壁紙を洋風に(下地調整なし)、D天井を洋風に(下地調整有)となりました。
コストの都合上、洋風の2つ折りの折れ戸やウォークインクローゼットにはしませんでしたが充分に洋間です。また、この2カ所のお部屋はそれぞれ6畳なので、取り外し可能な引き戸のままの方がお部屋が広く使えるメリットがあります。コストの問題をクリアして洋風の戸に変更した場合に、開閉部分の面積を有効利用できないデメリットが新たに発生することがあります。日本の住宅事情に「引き戸」は正解の選択肢となることが多いです。もちろん、8畳以上の広いお部屋には戸の変更もアリです。
リフォーム前は、障子が枠にはまらない、押入れと襖の建て付けが微妙である、などの諸問題がありました。ただ、築10数年経てば、だいたいそんなもんで、家の構造に重大な欠陥があるとか、そういうことではないので、洋室への変更作業は全く問題なく出来ました。
和室から洋室への変更工事の施工の様子とポイント
- 畳を剥がして、以前の畳が合った高さと同じ高さに調整して木材フローリングに変更。
- (床材の交換方法については床材張替(フローリング・クッションフロア・フロアタイル・カーペット)をご参照ください。)
- 壁紙は下地の状態が良かったので調整不要で施工となります。
- 天井は施工面を平らにするための下地調整が必要だったので、調整します。(薄い黄色の部分が調整部分)
天井の下地調整を行い調整に使った材料の自然乾燥を待ってから天井クロスを貼っている所の様子。
後日、三ッ池公園の近くの戸建ての和室を洋室に変更する工事のお客様にご感想をお伺いしました。
畳の奥の細い板の間(床の間?)と畳との高さ調整をどのようにされるかと興味がありましたが、和風の面影を全く感じない。窓枠のところはどうなるかと思ったら、洋風の木枠と、全体的に、なんか、オシャレな洋室になりました。畳の交換をしても、時期が来ればまた交換ですし、これで畳の交換のことを考えないで済むのでホッとしてます。予算があったので、廊下の面と高さを合わせるとなるとドア枠の調整が必要になったりとか、ウォークインクローゼットにすると補強材が余分にかかったりと、大幅なコストアップになるので、価値アップさんの提案は、一番良かったです。バリアフリーを勧めてきた業者は1.5倍ぐらい高かったし、自分の家はどうなっているかなんて、目をつぶったって歩けるくらいで、わざわざそこが急にバリアフリーになっても逆に階段を踏み損ねたような感じになって危ないかもなと思いました。畳の時の高さと同じ高さで正解でした。